
INTERVIEW
製造部(MPLライン担当)
横山哲也さん
2012年入社
お客様へ埋設ケーブル位置測定器をお届けするため
組立て~調整~検査~入庫迄を担っています。
Q. 仕事内容を教えてください。
私が所属する部署では、主にインフラ工事で使用する埋設物探査器類の製造や修理を行っています。探査器類にも何種かあり、埋設ケーブル位置測定器(MPL)、レーダー探査機(TR-1)、ガイダー6プラス、推進工法の各プローブ、各オプション品があります。国内仕様と国外仕様によって生産数量が変わってきます。
貿易部と連携して生産する輸出品は、数量が非常に多くそれぞれの国の代理店様にて仕様が若干異なることもあり、生産計画と管理が非常に重要となっています。国内営業と連携して生産する国内仕様のMPLには外部コイル、操作棒、リール等といった多くの付属品がセットとなって出荷されるため付属品の生産管理がシビアになります。
1日のスケジュールを教えてください。
08:40 ~ 08:50 ラジオ体操、部全員で朝礼
09:00 ~ 09:10 各作業現場での朝礼
09:10 ~ 12:00 現場での製造対応、資料作成
12:00 ~ 12:40 昼休憩
12:40 ~ 17:30 現場での製造対応、翌日準備
※10時と15時に各10分休憩に入ります。

Q. 大事にしていることや心掛けていることを教えてください。
製造・修理がメインではありますが、営業からの依頼にてお客様の現場へ営業担当者と一緒にお伺いさせていただくことも時々あります。特に、埋設探査器類の製品ではお客様からのご要望やお困り事のご相談を営業から受けて、一次試作品~二次試作品~完成品まで何か月もお打合せをさせて頂くことも多いです。
お客様とお話させて頂きその現場を知れることは修理の面からも今後の製品作りにも反映できると思っていますし、直にお客様のお話を伺えることも製造メーカーならではの醍醐味だと感じています。

Q. 大変なことはなんでしょうか。
MPL試験場は屋外作業のため夏は暑く冬は寒いです。特に夏場は40℃近くまで気温が上昇するので屋内作業と屋外試験場を交互に移りながら調整作業を行っております。試験場の地下は‐1.0m、地上は1.0m~4.0mまで調整するための階段がありますので、足腰が丈夫になります。


また、工場は田んぼに囲まれていますので稲の育成具合を目にしつつ、カエルの大合唱も聞きながら仕事ができることも弊社工場の醍醐味だと思っています。
尚、お陰様で来年2025年でMPLシリーズ50周年となります。故障しない、故障し難い製品作りを目指し引き続き進めてまいります。
